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アラキドン酸 記憶力改善 脳の栄養
脳の若さを保つために重要な栄養成分として、 アラキドン酸が今、注目されています。「アラキドン酸は、油を構成している成分のことで、オレイン酸、 リノール酸などと同じ、 脂肪酸と言われているものの一種です。 どれもエネルギー源として人の成長と健康維持に必要なのですが、 体内で合成できず 食べ物から摂らなければならない脂肪酸を 必須脂肪酸と呼びます。 アラキドン酸もそのひとつです」 アラキドン酸は、食べ物では豚や牛のレバー、 鶏卵に豊富に含まれています。 また、母乳にも入っていて、赤ちゃんの精神面での成長、 学習・記憶能力の向上を促すそう。 このことからも、アラキドン酸が重要な栄養素で あることがわかります。 「脳には1千億個もの神経細胞があります。頭の回転のよさや、 もの覚えのよさは神経細胞の数と、ネットワーク効率のよさによるもの。 この神経細胞の膜を構成しているのがアラキドン酸です。 しかし、アラキドン酸は、加齢によって減少します。 その結果、神経細胞での情報のやりとりが増強されなくなり、 ネットワーク効率が落ちてしまうのです。 年をとるともの覚えが悪くなるのは、このためだと考えられています。 つまり、脳の老化はアラキドン酸の減少が原因のひとつなのです |